腰椎ヘルニアとは、背骨の間のクッション材である椎間板が変形して飛び出し神経を圧迫してしまう疾病です。
椎間板ヘルニアの原因
その原因の多くは加齢と言われており、日常生活の中で椎間板への負担が積み重った状態において、重いものを持ったり体を強くひねるといった動作が引き金となり線維輪に亀裂が入り発症します。
また、悪い姿勢を長時間続けることや、喫煙が原因になることもあります。
原因が特定できる腰痛の中で、比較的多い疾患が腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニアです。からだを活発に動かす若い男性に多くみられます。
椎間板ヘルニアの症状
腰椎椎間板ヘルニアの症状には、急性型と慢性型があります。急性型は、重たい荷物を急に持ち上げたときや、くしゃみをしたときに起こるものです。痛みが激しく歩くこともできなくなる場合もありますが、次第に症状は軽くなります。しかし、そのまま放っておくと、さらに椎間板から髄核が押し出されて、神経を圧迫してしまうため、慢性的な痛みへと移行します。
どちらのタイプも腰の痛みのほかに、左右どちらかの太ももから膝、足にかけて激しい痛みが起こる坐骨神経症を伴うケースが多いようです。
腰椎椎間板ヘルニアの場合、背中を伸ばしているときや、寝ているときは痛みが楽になります。反対に、背中を丸めたり、前かがみになったりすると神経が圧迫されて痛みやしびれが強くなるのが特徴です。
椎間板ヘルニアでお悩みの方は当院にお任せください
治療方針
①手技治療でいわゆるマッサージで筋肉をほぐしていきます。
②筋膜リリース治療と言って症状に関係している筋肉の深部に電気の刺激を与えてほぐしていきます。
③鍼灸治療で症状の原因に対して鍼を刺して血流を良くし痛みを伝える神経路をブロックします。
痛みの激しいときは、安静にするのが第一ですが、安静にしているだけでは治らないので、症状が落ち着いたら当院にお気軽にご相談ください。